育休・産休中に、家族との時間を増やしたり、収入を増やして将来に備えるため、スキルアップや資格取得のために勉強をする人も、多くいます。
ですが、夜泣きだったり、何が起きるかわからない乳児期。
寝不足で、気づけば家事が回らない、本当にこれでいいんだろうかと落ち込むこともあると思います。
新しいことや慣れないことが多くある産休育休中だからこそ、しっかり将来につながるものを学びたいですよね。
今回は、産休・育休中におすすめのスキル3選をご紹介します。
産休・育休中におすすめのスキル3選
学ぶものを選ぶときのポイント3つ
- やってて苦ではない、もしくは好きなもの
- 時間や場所を選ばずに勉強できる
- 子どもを代わりに見てくれるサポートがある
- 家事を100%やろうとしない(やらないことを先に決めておく)
産休・育休中の学び直しにおすすめのITスキル3選
産休育休中に学び直しをするならおすすめのスキル・資格をご紹介します。
会社の仕事でも、フリーランスとしても活かしやすいスキル3つをご紹介します。
1. ライティング
役立つスキル | 言葉で相手に的確に伝える力 マーケティングスキル 情報や思考を整理する力 |
---|---|
学ぶ方法 | 書籍、オンライン講座、ブログ運営、ウェブライター |
ライティングスキルは、言葉や文章で相手に情報を的確に伝える技術のこと。
会社員の仕事の中でも書類作成やメールのやりとりなどで活かせるほか、またフリーランスであればブログ運用やウェブライターとしても活かせる、汎用性のあるスキルです。
ライティングは、成長が感じづらいスキルなので
- 書籍やオンライン講座でライティングの基礎を知る
- ブログ運用やウェブライターなどで実践を積み上げていく
- 実践を重ねながら、学び続ける
このように、実践で経験を積み重ねていくのがおすすめです。
ちなみに私は「新しい文章力の教室」「マクサン式Webライティング実践スキル大全」の2冊でライティングを学びました。
パートごとに情報がまとまっているので、気になる部分のつまみ食いでも学べるのは大きかったです。
初心者でも経験を重ねられる場所ってある?
サポートを受けながら、ライターのお仕事をするのであれば、ハンドメイドチャンネルのブログライター体験もおすすめです。
未経験・初心者でもOKなので、不安がある人はぜひ1度覗いてみてください。
2. ウェブデザイン
役立つスキル | デザインスキル ウェブサイト構築に必要な言語のスキル(HTML、CSS、JacaScriptなど) 情報や思考を整理する力 |
---|---|
学ぶ方法 | 書籍、オンライン講座(スクール)、クラウドワークス |
WEBデザイン(ウェブデザイン)は、ウェブサイトのレイアウトや文字のフォント、写真などの配置を設計したり、サイト全体のページ構成を設計するスキルのこと。
WEBデザインは、ライティングより学ぶ量が多いため、学習時間に時間がかかりやすいです。
ですが、その分活かせるスキルもたくさん。
サイト制作、書類作成など、会社員としても、フリーランスとしても活かせる場面は多くあります。
育休中に学ぶなら「famm(ファム)
もし金銭面で厳しい場合は、書籍で基礎やデザインツールの操作基礎を学びつつ、クラウドワークスなどで、バナー作成など少しずつ仕事としてやっていくのも一つの方法です。
3. プログラミング
役立つスキル | システム周りの知識 業務の効率化 情報や思考を整理する力 |
---|---|
学ぶ方法 | 書籍、オンライン講座、クラウドワークス |
プログラミングスキルは、今必要とされているスキルの一つ。
プログラミングといっても、
- ウェブサイト
- アプリケーション
- システム構築
などさまざまな種類と言語があります。
どうやって選べばいいの
初心者の時点から学ぶものを選択するのは難しいところ。
そのため、まずはWEBサイト・アプリ・システムの中で、興味があるもの+初心者でも比較的学びやすい言語から学びはじめるのがおすすめです。
侍エンジニアによると、未経験におすすめのプログラミング言語は、「Python」「Java」「C言語」がTOP3なのだそうです。
忙しい育休時間に学ぶのであれば、時間・場所を選ばずに動画で学習&わからない部分はチャットで質問ができる「デイトラ
育休中の勉強が必要と考える人は54%。でも大変…!
「復職した時に少しでも生かせるように、何かを学ぼう」と、産休育休中に何か学ぼうと考える人は多くいます。
株式会社wiwiwが2023年に行ったアンケートでは、半数以上の人が「学び直しが必要と考えている」と言う結果も。
ですが、産後ケアや実際の育児に専念したい、と言う思いを持つ人もいるようです。
リスキリングの必要性の有無については、54.5%が「必要だと思う」と回答し、ほぼ半々の回答となりました。
回答者のうち、復職後の方では6割以上が「必要だと思う」と回答し、復職後の経験から学び直しの必要性を感じている声が多く伺えました。株式会社wiwiwが2023年1月に行ったアンケート調査より。対象は育休直前・育休中・育休を経験した男性7名、女性246名。
また、「育休中は育児に専念したい/すべき」という声がある一方、必要だと思う/思わないといった意見にかかわらず、“リスキリングのためには企業や国の支援が必要”という声が多く目立ちました。
職場復帰を見据えた学び直しには、周りのサポートは不可欠といえます。
学び直しは「やらなきゃ」ではなく「したい」かどうかも大切
育休中の学び直し(リスキリング)に関して、23年1月にこんなニュースもありました。
学び直しを必要と考えている人が多いのは確かです。
ですが、前提として「学び直しをする・しない」は選択できるものであることも忘れないでください。
育休中に何を学ぶ?子育てと両立するためのポイント4つ
メンタルや体調が不安定になりやすい産休・育休期間。
学ぶものを選ぶ上で、いくつか見ておきたいポイントがあります。
ポイント1. やってて苦ではない、もしくは好きなもの
寝不足にもなりやすい育休期間だからこそ、やっていて苦にならないもの、もしくは好きなものを選んでください。
得意なことや好きなことを学ぶことで、モチベーションも維持しやすくなります。
ポイント2. 時間や場所を選ばず勉強できる
育休期間は子どもを連れての外出が難しいことも多いです。
できるだけ時間や場所を選ばずに学べるもの・システムがあるところを選ぶのがおすすめです。
ポイント3. 子どものケアサポートがある
家族やパートナーと交代で子どもを見守ることや、一時預かりを利用できるといった、子どもを代わりに見てもらえる状態を作ることも大切です。
最近では
ポイント4. 家事を100%やろうとしない(やらないことを先に決めておく)
かなり時間が限られている中で、家事・育児と勉強を両立するためには、家事をすべて完璧にこなそうとしないことが大切です。
そのため大切にしたいもの・こだわりたい部分をピックアップ+やらないことを先に決めると、心にゆとりを持って進めることができます。
サービスに頼る日を決める、家事の中で手を抜く部分を先に話し合って決めておくだけでも、心にゆとりが作りやすくなります。
まとめ|育休・産休中のスキルアップで、未来の不安を減らそう
子育てに家事と、忙しい育休期間。
新しい家族が増えた嬉しさの一方で、職場復帰への不安を抱えている人も多くいます。
だからこそ、少しずつでもスキルを身につけることで、不安を軽くするの一つの選択肢としてありではないでしょうか。
産休・育休中におすすめのスキル3選
学ぶものを選ぶときのポイント3つ
- やってて苦ではない、もしくは好きなもの
- 時間や場所を選ばずに勉強できる
- 子どもを代わりに見てくれるサポートがある
- 家事を100%やろうとしない(やらないことを先に決めておく)
この記事が少しでも役に立てば幸いです!
コメント